シーズニング -「ローズソルトⓇ」

「ローズソルト®」は、南米ボリビア、アンデス山脈の斜面から採掘される、採掘法岩塩です。

遙か昔、海底4,000メートルとも言われる深い海の底だったこの場所で、地球のサイクルはゆっくりと時を重ね自然の恵みを育みました。太陽と自然のエネルギーにより、長い年月をかけて、隆起した地層の中に閉じ込められた海水が蒸発。濃縮された塩分が結晶化し、地層と人をつなぐピンクの岩塩が生まれました。


このアンデス山脈に眠る岩塩の
鮮やかな紅色から
「ローズソルト®」
と、名付けました

「ローズソルトⓇ」とは

3000メートルの高さにある塩湖、ウユニ塩湖で有名な南米ボリビア。南米大陸を縦断するアンデス山脈には、今でも多くの塩湖が存在しています。それらと同じように、太古の昔もまた、大地のぶつかり合いで生まれる地殻変動により、多くの塩湖がその形成過程で地中に沈んでいった事でしょう。そして、それらは今アンデス山脈の山中に、鮮やかな紅色の塩の結晶として残っているのです。

アンデス山脈の長い年月が彩る鮮やかな紅色

アンデス山脈の岩塩には、標高によって様々な色合いの物があります。そして、大地そのものも、色鮮やかにその成分によって彩られています。その色は、地殻に含まれる微量元素によって変わっています。微量元素たちも、長い年月を経る中で、それぞれの成分ごとに分離をし、鮮やかな地層をなします。それらの地層の一部である岩塩の鮮やかな色合いも、これら周辺土壌の微量元素や微生物の影響によるものと推測されています。

最大4000メートルを超えるアンデス山脈の中でも、比較的ゆるやかな斜面から採掘される「ローズソルト®」は、水に溶けずに残る土や砂、石などの不溶解成分(溶け残り)が他国産岩塩に比べて少なく、クリアな岩塩結晶に仕上がっています。国内での加工においても部位を厳選して仕上げた「ローズソルト®」は、食味のジャリ付きや硬質感が少ない、比較的柔らかな口当たりです。素材の風味や食感を損なう事なく引き立てながら、余分な雑味を抑えます。他国産岩塩にはない、アンデス山脈岩塩ならではの特徴の一つです。

紅色の岩塩を、「ローズソルトⓇ」に

「ローズソルト®」は、「ピンク岩塩の総称」でも、「アンデス産の岩塩」の別称でもなく、15年以上に渡る岩塩との格闘で生まれた加工法を施して、この岩塩の魅力を最大限引き出した「商品名」であり「登録商標」です。世の中にあふれる「(ローズソルト)」の表示は、弊社商品ではありません。

弊社工場独自の加工方法による粒度、機能、味わい、テクスチャを持つアンデス山脈岩塩商品。それが「ローズソルト®」です。

地中から掘り出した岩塩塊がその原料。掘り出したままでは、周辺の土壌や色の悪い部位が付着しています。余計な異物まで入ってしまわないように、マルキョウアネットの自社工場に「塊のまま」で輸入します。岩塩塊を一つ一つ目視して不要部位を取り除き、お料理に使いやすい粒度・乾燥度にまで調整していきます。さらには、様々な手法と専任スタッフによる異物管理工程を行い、入念に仕上げていきます。アンデス山脈の岩塩の魅力をできるだけそのままに。でも最後に、「人の手」を入れてこそ、「ローズソルト®」は完成するのです。

 

巨大な採掘した岩塩の塊

巨大な採掘した岩塩の塊

岩塩を塊のままで輸入

岩塩を塊のままで輸入

国内工場で丁寧に加工

国内工場で丁寧に加工

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